コラボレーションアイテム発売記念 TORIENA & m7kenji スペシャルロングインタビュー

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SPINNS プレス / 2016.02.06

-ではお2人はBlip Festival 2012で初めて出会ったのですか?

TORIENA:そうなんです!私が活動を開始して初めて出演したライブで共演した先輩チップチューンアーティストのUSKさんやNNNNNNNNNNさん達からBlipの話を沢山聞いていて、Blipにあこがれを抱いていました。Blipに出るまではチップチューン辞めないぞ、と。そこに向けて勢力的に活動していたら、わりとすぐにオファーが入って。
初めてアルバムを作ったりすごい頑張って準備をして迎えた当日、私はもちろん新人だから出番が一番最初だったんですけど、500人以上の観客の前でライブをするのが初めてで、すっごい緊張してたんです。その時に私の担当VJがm7kenjiさんで、緊張しすぎて、初めて会ったm7kenjiさんがなぜかその時持っていたファービーを借りて抱きしめてました笑

m7kenji:その日がちょうど新型のファービーの発売日だったんですよ笑
緊張してる横でアレだったんですけど…笑

TORIENA:いやでも、ホントにすごく良くしてもらって!
で、いざライブをしてみると、何だか生きてるのか死んでるのか、夢の中なのか現実なのか、もうなんかそういうのを全部超越しちゃって、ああ全部宇宙に存在してるんだ!って感じたんですよ。
それで、ああもうチップチューンは一生辞められない身体になっちゃったな、って!
それでその時のライブとVJの映像が本当にマッチしているなっていうのを凄く感じたんですよね。

m7kenji:ありがたい!

TORIENA:すっごい心に残ったライブでその初めてのVJをして下さったm7kenjiさんには絶対何か縁があるなって感じて。
なのでその時にはもう、何か映像をお願いする時は絶対m7kenjiさんに頼もうと一方的に心に決めてました!

m7kenji:いやぁありがたいなぁ

-やっぱりm7kenjiさんももちろん同じような想いだったんですよね?

TORIENA:あんまりそんな感じではなかったですよね?

一同:笑

m7kenji:いや、もともとチップチューン界隈に女の子が実機をもってライブしてる、みたいなのが全然なくて、だから初めてライブを見た時は、凄い子来たなって感じで。いやぁ若いのにね~!って。だから何かいきなり仲良くしちゃうと、媚びてるみたいに思われそうで…笑

-そうだったんですね笑
ではそのライブ以降から一緒に活動される機会が増えたのですか?

TORIENA:いえ、実はBlip以降ちょっと間が空いていて、2013年の秋頃にMV制作を強く意識しだした時に、自分も楽曲を作る時にいつも映像は頭の中で浮かび上がっていて、それをどうしても具現化をしたくなったんですよね。そのタイミングで前から心に決めていたm7kenjiさんに一か八か声をかけたんです。m7kenjiさんが以前にMVを制作されていたっていうのもあって。

m7kenji:2012年に術ノ穴というレーベルから公開された「通勤ソングに栄光を / DOTAMA×USK」のMVですね。これが自分の中での初めての長編の映像作品でした。

TORIENA:この映像を見て、より一層m7kenjiさんに作ってもらいたいなって思って。それでわたしが「ササクレフェスティバル」ってイベントに出演した時にm7kenjiさんに直接会ってお互いの制作に対する姿勢だったりビジョンをお話ししたんですよ。m7kenjiさんの話を聞いてると、ただ作ればいいって感じではなくしっかりと魂を込めて制作をしている人なんだって感じてなおさら…

m7kenji:照
ただ、僕も同じ様な事を彼女に感じました。今まで出してきたアルバムには実はストーリーがあるという話を聞いて彼女の中にはすごい芯があるんだなって。
で、その時に「私の中の中二病感に困っちゃうんですよ」って話になったんですよ。僕もちょうどその時に中二病的といいますか、暗くて少し切ない感じの世界観を持った「BUGTRONICA」というスマートフォンゲームを作っていて、自分の創作で大切にしているところが重なって、「中二病なら俺も負けないよ」って、何だか波長が合ってるなーって。
それで、ちょうど僕は「BUGTRONICA」のリリースも終わり、自分の中の物を全て出し切って、これからどうしようかなというタイミングにこのお話を頂いて。彼女はすごい素敵な世界観を持ってるし、なにより単にチップチューン界隈ではなく、カルチャーの垣根を越えて活躍していくのがわかったから、自分にとっても新しい世界に出会える良い機会になると思ってお話を受けました。

TORIENA:その上で、物創りに対してただ数字を稼げるものを作りたかった訳ではなくて。お互いに宝物になるようなモノを作ろうってその時決めたんです!

m7kenji:そこで出来上がったのが2014年の夏に公開した、Pulse Fighterでした。

TORIENA:やっぱり映像がつくだけで、外への世界観の伝わり方が全然ちがいました!

-そのタイミングで一度SPINNSも関わらせて頂いたのですが、MVを拝見してクリエイティブの根源に世界観やストーリーがあるとすごく感じました。

TORIENA:もともと私はイラストも描いてて。色んな想像ができる一枚絵のイラストにすごく惹かれるんですよ。
インスト曲を作る時って最初に和音を組んだらそこからビジュアルが頭に浮かび上がるんです。そのビジュアルを元に曲を作って、タイトルが思い浮かんで、そのタイトルにつながるキーワードで次の曲ができて。
曲かストーリーかどっちが先かって事は一概には言えないんですが、インスト曲のアルバムは一貫したストーリーが組み上がりますね。
チップチューンってやっぱりゲームミュージックの印象があって。ゲームって基本的にはストーリーにあるので、そのゲームのストーリーを想像しながら聴ける音楽だと思うんですよ。
だから私は他の方法ではなくて、m7kenjiさんの映像だからこそ音楽が映えるというか、すごく親和性が高く感じるんですよね。

-そのような流れで楽曲やアルバムが作られているんですね。
ではMVの場合はどのような流れで制作が進んでいくのですか?

TORIENA:作品全体の元となる流れは私が作って、足りない部分や遊びの部分をm7kenjiさんが補完して下さる、という流れですね。

m7kenji:僕の普段の仕事のスタイルが変わったというのもあって、「通勤ソングに栄光を」の時はまとまった制作時間を確保して作り込んだんですが、Pulse Fighterの時は毎日仕事が終わった後の空き時間にコツコツ時間をかけて作り上げた感じです。

TORIENA:個人的にはPulse Fighterを作っていて「物創りって楽しい!」というクリエイティブの原点みたいなモノに改めて触れる事ができて良かったです。作っていてすごく楽しかった!

-「楽しみながら作る」っていうのが制作の秘訣なんですね!
Pulse Fighter以降も継続してお2人で一緒に活動されていたのでしょうか?

m7kenji:映像作品というわけではないのですが、「meme noise attack」というプロジェクトですかね。

TORIENA:ロボットクリエイターのきゅんくんとのプロジェクトです。もともとはギーク寄りなイベントで私のライブをきゅんくんが演出してくれる予定だったんですけど、私がきゅんくんを出演者側に引っ張り出してきて、一緒に歌うための「meme noise」って曲を書き下ろしたんですよ。で、そのライブの演出っていうが、観客がtwitterアカウントにログインしてハッシュタグをつけてツイートをするとボスに攻撃できるっていうシステムだったんです。そして今回もグラフィックはm7kenjiさんにお願いしようって。プロジェクトのメンバーとして、実際のライブ時のVJや、サイトのデザイン、企画全体のドット絵を手がけて下さいました。

TORIENA & m7kenji

TORIENA & m7kenji

TORIENA & m7kenji

次のページでは今回のコラボアイテムについてお伺いします。

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