【SPINNS MAGAZINE】銭湯を通じて出会った二人が二十歳当時のファッションで昔を振り返る

カルチャー | 2018.07.26 | Writer:

―お二人のプロフィールをお願いします

湊:平成二年生まれ。静岡県出身、自称銭湯活動家です。経営者というよりは、銭湯を盛り上げる活動をしています。その一環で梅湯をやってるという位置づけです。
わかめ(以下わ):平成二年生まれ。愛知県出身、私はスピンズ名古屋店で三年働いた後、京都へ転勤して現在は古着のバイヤーをしています。

―お二人、年齢以外にも、大須で古着に目覚めたという共通点があるとか?

(※大須:愛知県名古屋市の若者に人気の街。SPINNS名古屋店もこのエリアに在ります。)

湊:そうです!僕は静岡県の浜松産まれで、向こうで言ったら…人気の雑誌何だっけ??
わ:スパイマスター?
湊:そう!それ!
わ:懐かしいローカル雑誌!今はWEBのみになってしまったけどね。
湊:当時、地元でスパイマスターが絶大な人気で、コンビニで立ち読みしてたんです。で、古着買うなら「大須」って掲載されてて。行ってみたい!って中三の頃、初めて高速バス乗って行きましたね。当時の大須はもっとごちゃごちゃしてて、古着めちゃくちゃ安いな!って衝撃だったんです。高校生の時ってそんなにお金も出せないし、二千円位で買える古着って浜松には無かったので。でも大須には数百円で買えるのもあったし、しかもみたことない派手なのとかもあって!そこからファッションに目覚めて、月一位で通うようになりましたね。
わ:私は愛知県の東海市出身で、大須へ初めて行ったのは私も中三だったかな。Zipper見て古着といえば大須だからって友達と一緒に行って、39マートとかで古着を買い物してました。高校入ってから月二ぐらいで通ってバイト代全部古着につぎ込む感じ。

 

―わかめさんはいつごろから銭湯にハマったんですか?

わ:私は二年経ってないと思います。ここ(梅湯)キッカケなんです。
湊:おお~やった!銭湯活動家として嬉しい!
わ:愛知にも銭湯はあるけど、地元には無くて。二年前くらいにGet湯!っていう湊君たちが主催してるイベントにお客さんとして行ったんです。その前に朝風呂一回来たけど、それが初銭湯。
湊:そうなんだ!
わ:それまでは、そもそもお風呂そんな好きじゃなかった。めんどくさくて(笑)

―湊くんが銭湯にハマったキッカケのお店はありますか?

湊:当時住んでいた家の近所にある「旭湯」に通い出したのが始まり。でもマニア的にハマるキッカケになった銭湯は、「白川温泉」です。今はもう無いのですが…京都の北白川にあっためちゃくちゃ渋い銭湯で、初めてそこ行った時に、うわー!って衝撃を受けましたね。それで銭湯について色々調べ始めたら、全国の歴史ある銭湯が沢山あって、それを巡る銭湯マニアの人達がいるのも知って。
わ:私は白川温泉、銭湯図鑑でしか見たことない…
湊:で、たまたま僕が行った一週間後に白川温泉が廃業の為に取り壊しになったんですよ。こんなにすげー良いもんあるのに…ってまた衝撃を受けて、銭湯活動家としての意識の芽生えた瞬間かもしれないですね。
わ:そこで芽生えたんだね。

 

―ちなみに、銭湯の聖地ってどこなんですか?

湊:うーん。各都道府県ごとに違いがあるんですけど、数でいうと東京、大阪が多くて、個性的なのが多いのは京都ですね。巡りがいがあるのも京都。一軒一軒違うところが多いので。街の雰囲気も違うし、コンパクトに楽しめてお薦めです。
わ:確かに、京都の銭湯は個性があって面白い。

―三十代も目前になり今後の企みとかはありますか?

湊:まあ自分は銭湯をやっていくしかないので、三十代でどれだけ伸ばせるかっていうか。これを二十四歳で始めて二十代のうちは修行っていうか学び。
そこで蓄積したものを三十代でどれだけ広げられるのかなっていう。ファッションに関しては、銭湯始めてからほんと服を買わなくなってしまった。
一同:(笑)
湊:ファッション好きだったんですけど、銭湯始めてからいろいろ大変で。今日何着ようっていう余裕は無くなりましたね、結局着てても作業着になるし。なので今はちゃらんぽらんな服装で過ごしてます(笑)。余裕が出来てきたらまたそういう事とかにも目が向くと思うので、その余裕が三十代で出てきたら。
わ:私はただ一生懸命で働くってことをしてきたから、三十代に向かって新たなチャレンジをしていきたいですね。若い頃にチャレンジするっていうイメージあるけど、今だからこそ。今までは沢山の人や事に守られてきたので、今度は自分の力で。例えば銭湯で働きたいって思っても今の仕事があるので、じゃあどうやったら関わっていけるか、自分で繋がりを作っていけるか。
そんな事を考えながら行動して、より自分の「好き」に特化した生き方にもっとしていきたい。

 

湊三次郎
「サウナの梅湯」番頭
自称銭湯活動家で、日々銭湯を広める活動に従事。
サウナの梅湯
〒600-8115 京都府京都市下京区岩滝町175
080-2523-0626

LINEで送る

この記事のライター

SPINNS magazine

戻る